汎用エンジン

発電機の修理

車が治ったと思ったら 昔から使っていた4ストの本田の800W発電機が故障。かかりません。
おそらくキャブの詰まりだと思うのですが 修理をする予定。

少しずつ暖かくなって 整備もし易くなりました。 来週には車の定期点検もしておこうと思います。

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汎用エンジンのO/H

今日は 知り合いの緊急の依頼で 汎用の単気筒4サイクルエンジン 富士ロビンの ロビンエンジン 185cc をO/Hしました
汎用エンジンは私のエンジンチューン歴の原点で 中学生とき 技術家庭の授業でエンジンの仕組みについて授業を受けてから卒業するまで 先生に何度も質問して 基本値や原理などもほとんどすべて覚えた経緯があるのでした。その後 高校では通学するバイクのエンジンや 趣味での友人やお店からの修理の依頼もしていましたので 単気筒エンジンはバイクレースエンジンチューンの経験もありかなり慣れているのですぐ終わりました。
農機具屋さんや普通の町のバイク屋には負けない故障解析と整備スピードのつもり^^;; 
今回もエアやエアツールを有効に使ったので、以下の全作業時間は正味で2時間くらい。

初期の状態
とにかくオイルでべたべた ホコリ付着がすごい。。 プラグは真っ黒 ギャップが見えないほど (おいおい どういう使い方をしていたんだよ。。と思わず独り言^^;; ) 
エンジンは十年くらい前のもの 近年まで使っていたが エンジンを1年以上始動していない。 燃料も入れておいたはずだが無くなっている。 オイル交換時期は不明。
うーん やりがいがありそう^^ メカが好きなのでこういうのが復活すると思うと やる気がでます^^;;

このような 数年放置でかつ相手の方も他の方から買ったエンジンなどで 現状が全くわからないエンジンは パーツ保護のためにもまず エンジンをかけることはしないようにしています。。 ピストンやシリンダーを痛める可能性があるので まず ブロックごとに 分解洗浄をおこないました。
エンジンメカは カーボン除去とピストン、ピストンリング関係の寸法確認 あまり回転を上げないエンジンなので腰下は特に問題はありませんでした。
新しいオイルを入れ プラグは新品にしました。 エアフィルターもぼろぼろなので新品にしました。 
昔の新品パーツが眠っているので 助かりますが^^;;

進めてゆくと。。問題は・・・ キャブレータ関連でした。。。
まわりをきれいに キャブクリーナーと洗い油で掃除してから いざ分解。。
うわ っと思わず声が出てしまうような中身^^;;
フロートまで カビ(緑だから微生物かコケかな?^^;;)がいっぱい生え、タンクの錆ですべてのジェットが詰まり気味
ここで タンクを疑ってみると 内部が錆だらけ。。 ヒュエルコックに燃料フィルターが入っているはずで キャブまでは錆は来ないはずだけど。。 と思ってコックを分解してみると なんと燃料フィルターが破られている。。
友人の前のオーナーが燃料が来ないから フィルターを破ってしまったのだろうか。。メカを知らないというか 短絡的というか^^;; ちょっとあきれましたが 先に進めます。
その後 タンクを念入りに洗浄したあと フィルターはあきらめバイク用の中間に入れるタイプの燃料フィルターを装着しました。バイクなら新品タンクを買うのがセオリーですが このようなエンジンでは中間にフィルタをつけることで
見えるようにしておけば汚れたら洗えば結構長い間使えます。
入り口がきれいになったところで キャブの分解に入り フロート ニードル 各ジェット スクリュー バタフライ を分解
ジェットについてはエアで吹いて穴を通し(カビで穴が埋まっているので^^;;) 針金で穴を正確に丸くしておきます。
このときはジェットを大きな径に削ってしまわないように注意します。
最後のチェックでは 燃料を通すテスト&エアブロー は必ず行います。
フロートレベルをチェック、調整してから アクセルワイヤー アイドル空燃比のニードルの粗調整をしてから 組み付け
アクセルワイヤーの調整、遠心クラッチの基準位置のチェックをします。
これでメカ自体のO/Hは完成です。

始動の準備をします。
プラグをはずし 始動ロープを引いて十数回クランキングしてオイルを回します。
そのとき プラグをプラグコードに付けヘッド付近の金属にネジ部を当てて点火火花が出る(見える)ことと 
プラグ穴を布で軽くつめてみてクランキングし、コンプレッションがかかることを確認しておきます。(ポイントやダイナモ系の故障や、組み付け状態のチェック) 今回は問題ありませんでした。

燃料コック開 キャブのフロート室のドレンから燃料を抜いて エア抜きを兼ねて 燃料がちゃんと流れることを確認します。 
プラグを取り付けて スロットル開度をアイドル状態にしておき チョークを引いて 始動ロープを引いて いよいよ始動。 ババババ・・ と単気筒4サイクル独特の音が出てエンジンが一発始動しました。これでとりあえず ひと安心です。 しばらくアイドリングしながら 回転部に気をつけながら ジェットなどを微調整します。
焦げるようなにおいや 異常な音 異常な振動が出ないことをチェックしました。
1時間後でも問題ないので 正規に使用する回転数まで 回転を上げてテストし プラグの焼けをチェックしました。
今回は熱価は6番ですが問題ないようなので、オイル漏れなどもないことをチェックし これでOKとしてエンジン停止しました。

中身もまわりも せっかくきれいになったので ワックスをかけてみました^^;; 

というわけで O/Hが無事終わり 友人に渡しました。 数度始動しチェック後 喜んでいただけたので安心しました。
私は エンジン屋ではないのですが 掃除やO/Hをけっこうな頻度でしているような気がします^^;;
セッテイングや計測や組むのは 好きですが ものすごく汚れているのを洗うのは 何度やっても すごくいやですねえ^^;; 

来週は営業車の フロントハブが怪しいので 予算を取ってもらって何とかする予定です。

 

 

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